4つの検索方法

には4つの検索方法があります。

4つの検索
名前 内容 利点 欠点
ジェット検索 完全一致検索 検索が高速。
事前に準備する検索用データが少なくて済む。
一部でも文字が違っていると検索結果が出ない。
cruise クルーズ検索 部分一致検索 一部分が一致していれば結果が表示されるので、柔軟な検索が可能。 事前に準備する検索用データのサイズが大きい。
適切な検索ワードでない場合には、検索結果が多すぎる場合がある。
surf サーフ検索 ツリー型検索 ツリー型の構造がわかっている場合には無駄なく検索できる。 ツリー型の構造がわかっていない場合には、試行錯誤が必要になる。
surf ウェーブ検索 一括検索 すでにソート済みのデータの1位から10位までのデータを一括で取得することなどができる。 あらかじめソートしておく必要がある。

jetジェット検索


ジェット検索はいわゆる『完全一致』検索です。表形式のデータのある列のデータに、検索ワードと全く同じものがあるかどうかを調べ、 あればその行を表示します。

特徴

  • 高速で動作します。
  • 一致した行が複数ある場合には、すべて表示します。
  • 事前に準備しておく検索用データがクルーズ検索に比べて少なくて済みます。
  • 完全に一致したものしか表示しません。
  • 複数の条件の検索はできません。

cruiseクルーズ検索


クルーズ検索はいわゆる『部分一致検索』です。表形式のデータの複数列のデータにand検索の条件を入れて検索することができます。

特徴

  • 指定した列にある文字列に部分一致する行をすべて表示します。
  • 複数の列の条件をand検索の条件として指定することができます。
  • 部分一致検索なので柔軟性のある検索をすることができます。
  • 特定の列のデータの種類が限定されている場合、ドロップダウンリストによる検索指定をすることができます。
  • 検索条件によっては結果の行が非常に多くなってしまう場合があります。
  • 事前に準備しておく検索用のデータの数・サイズが大きくなる場合があります。

surf サーフ検索


サーフ検索はいわゆる『ツリー型検索』です。表形式のデータが列ごとに大分類、中分類、小分類などに整理されている場合にサーフ検索をおこなうことができます。

特徴

  • 大分類をクリックすると中分類、さらに小分類、などのようにツリーをたどるように検索することができます。
  • 自分が知っている住所の郵便番号を調べる場合のように、データがどのように分類されているか知っている場合には、とても効率よく検索することができます。
  • 逆に、どこに分類されているかわからない場合には(たとえば、住所の町名がわかっても、県名がわからない場合など)検索の効率はとても悪くなります。

surf ウェーブ検索


ウェーブ検索はいわば『一括検索』です。データベース上のデータの何番目から何番目までをまとめて取り出す、といった場合に使うことができます。

特徴

  • データがすでにソートされていて、たとえば、それらのデータの100位から110位までを表示するといった場合に使うことができます。
  • 通常の検索が「ある特定のキーを持つデータ」を取り出すのに対して、ウェーブ検索はデータの順番にしたがってまとめて取り出すと言うものです。
  • ウェーブ検索を利用するには、特定のキーに基づいてあらかじめデータをソートしておく必要があります。